- 呉汝俊ウー・ルーチンWu Ru-jun
- 誕生日
- 8月12日
- 出身地
- 中華人民共和国 江蘇省 南京市
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ニューストピックス
◆新聞情報インタビュー掲載
2018年12月7日発売『サンケイスポーツ』と『スポーツ報知』に
日本のドラマには14年ぶりにして、初の連続ドラマ出演する呉汝俊の
インタビュー記事が掲載されます。
『サンケイスポーツ』
https://www.sanspo.com/geino/news/20181207/geo18120705020013-n1.html/
『スポーツ報知』
https://www.hochi.co.jp/entertainment/20181206-OHT1T50256.html/
◆テレビ情報
『連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~』
2019年1月5日(土)~毎週土曜 22:00~(全5話) WOWOW
芥川賞受賞作家・羽田圭介原作が初の連続ドラマ化。
警視庁捜査共助課見当たり捜査員は3000人の指名手配犯の顔を記憶し、数万もの‟顔”が行き交う雑踏で、いつ現れるとも知れない手配犯を探している。そんなある日、強盗殺人容疑で指名手配中の中国人マフィアを白戸が逮捕し、中国人組織についての捜査を進めようとするが、対立関係にある別の中国人マフィアは既得権益を守るために屈強な部下たちを動かして白戸に圧力をかけていく・・・。
本作では14年ぶりに日本のドラマに出演、さらに日本の連続ドラマ初出演となる呉汝俊は、歌舞伎町の中国人マフィアのボス、張を演じています。
出演:玉木宏 内田理央 町田啓太 渋川清彦 伊藤歩 呉汝俊他
原作:羽田圭介「盗まれた顔」
脚本:足立紳
監督:武正晴
音楽:海田庄吾
https://www.wowow.co.jp/dramaw/kao/
◆映画情報
映画『悪と仮面のルール』に出演
2018年1月13日(土) 全国ロードショー
★整形外科医役
2013年ウォール・ストリート・ジャーナルが選ぶ「ミステリートップ10」に選出された、中村文則の傑作を初映画化。
悪となるためにつくられた少年(文宏)は、愛する少女を守るため、父を殺し、そして少女の前から去る。
顔を捨てて、別人(新谷)になりすまし、彼女を影から見守り続ける。
これは特殊な環境で育ってしまった男の、究極の愛の物語です。
呉汝俊は、文宏を新谷の顔にする整形外科医を演じています。
出演:玉木宏 新木優子 吉沢亮 中村達也 光石研 尾上寛之 呉汝俊 村井國夫 柄本明 他
原作:中村文則「悪と仮面のルール」(講談社文庫)
監督/編集:中村哲平
脚本:黒岩勉
企画制作:PlusD
配給/宣伝:ファントム・フィルム
http://akutokamen.com/
略歴
2014.03 | 中国映画『曹操暗殺~三国志外伝~』 太常役で出演。 | |
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2012.09.28 | 中国映画『銅雀台』太常役で出演。主題歌の作曲も担当。 | |
2011.08 | CCTV(中国中央テレビ)のトレンディドラマ『猟奇的な彼女』(中国版に俳優として出演)放送。 | |
2011.06 | 山東省済南市と中国国家京刷院と合作で新京劇『孔聖母』を初演。 | |
2011.05 | 中国全土から優れた京胡演奏家を集めてグランプリを決める”京胡選手権”開催に向け、審査委員長を任命される。 | |
2010.06 | 上海万国博覧会『JAPAN DAY』のゲストとして演奏。 | |
2010.03 | 中国南京文化大使・中国山東省孔子文化交流大使に任命。 | |
2010.02 | サンフランシスコ交響楽団に招かれ、組曲『三国志』を演奏、激賞される。 | |
2010.01 | 中国中央電視台番組の海外公演企画で全米五大都市をツアー、”中国の宝”と絶賛される。 | |
2010 | 上海万国博覧会開催と、新京劇八作目『孟母三遷』の完成を記念して、日本郵政から記念切手シートがリリースされる。 | |
2009 | 新京劇『女帝 武則天』日本ツアー開催。筑紫学園大学客員教授に任命される。 自身が原案・主役の新京劇『孟母三遷』の完の映画を北京で撮影(2010年のカンヌ映画祭出品作品) |
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2008 | 北京オリンピック日本女子体操鶴見虹子選手の床運動に自作の曲を提供し、振付も指導。 日本女子体操40年ぶりに団体5位入賞の快挙に貢献する、新京劇『宋家三姉妹』制作公演。 |
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2007.10 | 日本にて「七夕物語」日本公演を成功させ、秋の園遊会に招待されるなど、日中文化の架け橋として、文文化を通じた“愛と平和の大使” として世界へ向けた活動が認められている。 | |
2007.08 | 北京にて自身で脚本・演出・主演の新京劇第五弾 『七夕物語』の発表公演を行い、テレビ、新聞で一斉に報じられる。 | |
2007.07 | 日中国交正常化35周年記念『音楽歌舞劇“田園”』中国公演に出演・演奏、公演は中国5大都市で開催され各地で激賞される。 | |
2007.02 | ニューヨークの国連本部で開催された平和祭典に招かれて演奏。 | |
2006.09 | 第19回JAL東福寺音舞台に出演し絶賛される。 | |
2006.08 | 中国文化部制作の中国劇『白鳥の湖』に主演。新京劇で培った最新の手法で、壮大なスケールになった舞台と音楽は新聞各紙でも激賞される。 | |
2006.04 | コンサートツアー『Bridge』(全国7箇所9公演)を行う。 | |
2005.12 | ベストアルバム『Bridge』をエイベックス・イオより発売。 | |
2005.11 | シアターコクーンにて上妻宏光氏・小林十市氏と音楽舞台を開催。 | |
2005.01 | NHK特別大河ドラマ『大化改新』に船恵尺(ふねのえさか)役で出演。 NHK大河ドラマ『義経』のエンディングテーマを担当。5月、愛・地球博の中国館ナショナル・デーにゲスト出演。 tearbridge recordsより組曲『三国志』DVD・CDを同時リリース。 |
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2004.11 | 最新アルバム『愛』をエイベックス・イオより発売。 発売タイミングで中国国家歌劇舞劇院交響楽団を招いての国内ツアーを開催。 |
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2004.10 | 北京にて新京劇『四美人』初公演。京劇にうるさい北京っ子達をも唸らせるステージにアンコールが鳴り止まないのは無論、各紙は一斉に中国文化の最も注目すべきリーダーとして激賞する。 | |
2004.02~03 | 新京劇『武則天』日本各地で公演。大好評を博す。 | |
2003.06 | セカンド・アルバム『夢郷(モン・シャン)』をエイベックス・イオより発売。 | |
2003.03 | 第17回日本ゴールドディスク大賞『日中国交正常化30周年特別賞』受賞 | |
2003.01~02 | 北京、上海にて自身の原案による新京劇『武則天』で則天武后を演じ、前作の『楊貴妃』に続き、激賞される。 | |
2002.11 | 日中合作映画『国姓爺合戦』主題曲シングル『蒼き獅子』発売。 | |
2002.08 | 日中国交正常化30周年記念事業として、フジテレビジョン主催、新京劇『楊貴妃と阿倍仲麻呂』を日本全国で再演、大好評を博す。 | |
2002.07 | エイベックス・イオからメジャー・デビュー・アルバム『It’s For You』をリリース。 | |
2002.08~09 | 日本公演を行い、大成功を収める。 | |
2001 | 北京にて自身の原案による新京劇『楊貴妃と阿倍仲麻呂』で楊貴妃役を演じ、その美しい歌声は「金の声」といわれ、豪華な衣装に身を包んだ艶姿とともに21世紀の男旦(女形)として激賞される。 | |
1999 | 北京にて中国建国50周年中日民俗音楽演奏会出演。 | |
1998 | 文化庁主催国際音楽祭、芸能25周年を迎え、福岡サンパレスで記念コンサート開催。 | |
1997 | 香港返還特別記念番組のテーマソングを、ジュディ・オングとデュエット。 北京人民大会堂でリサイタル開催。作曲家・田村洋とともに『北京の四季』を演奏。 |
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1996 | 京胡音楽史上初『組曲/三国志』完成。東南アジア・日本にて同時リリース。 | |
1989 | 新京劇『淮南王』の監督と劇中の作曲をし、北京にて初演、演出家としても注目される。 | |
1988 | 古典楽器『京胡』史上、京胡による、初の独唱独奏音楽会を北京で開催。 | |
1987 | 北京映画制作の『紅楼夢』に出演、「蒋玉函」を演じ、演技者としても認められる。 | |
1986 | 「京胡」を主体とした『京胡軽音楽』を創始し、中国文化部最優秀作品賞を受賞する。 | |
1984 | 中国戯曲学院を首席で卒業、同時に中国京劇院に所属する。 | |
1963 | 中国南京に生まれる。 |
- 『主な出演作品及び活動履歴』
- CD
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2009.05.20
yamaha A&R
『もし風が見えるなら ~If the wind is visible~』
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2006.05.24
avex io
5th album 『Bridge~ベスト・オブ・呉汝俊~』
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2005.01
tearbridge records
4th album 『組曲・三国志』
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2004.11.10
avex io
3rd album 『愛』
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2003.06.25
avex io
2nd album 『夢郷(モン・シャン)』
-
2002.11.07
avex io
1st single 『蒼き獅子/真実の詩』
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2002.07.21
avex io
1st album 『It’s For You』
- DVD
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2005.01
tearbridge records
『組曲・三国志』
- 職位・称号歴
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2010
中国山東省孔子文化交流大使に任命
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2010
中国南京文化大使に任命
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2010~
日本経済大学特別教授
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2010~
日本大学客員教授
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2008~
山東大学客員教授
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2005~
中国戯曲学院(芸大)客員教授
- 京胡(きょうこ) *中国語読みでは ジンフー / jinghu
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京胡の歴史は古く、もともとはモンゴル族の楽器だったと言われています。今から約二百年ほど前に「京劇」の主席伴奏楽器として演奏されるようになり、歌い手から最高の歌を引き出すのも京胡の演奏次第、と言われてきました。キーとリズムとテンポの全てが、演奏の出だしで決まると言っても過言ではありません。木で出来ていて下の筒の部分(共鳴胴)には鉄が入り安定性の高い二胡と比べても、京胡は竹製で非常に軽く、下の筒の部分(共鳴胴)も竹の筒に蛇の薄い皮を張っただけのシンプルな楽器です。演奏者は軽い楽器が動くのを押さえながら、弦と弓のテンションを指で調整して演奏しなければなりません。弓は数種類の色の違う馬の尻尾の毛を編んで使うことによって、摩擦の具合が程よく調節されています。また、ヴァイオリンなどと違い、生の松脂を溶かし、本体の弓が当たる部分に直接垂らすことによって、常に弓は松脂と触れている状態で演奏されます。激しい演奏中には時折、煙が立ち上るように見えることもあります。弓を挟んで張られた2本の弦はスチール製で、5度の音程で張られています。(呉汝俊はキーの異なる数本を曲によって使い分けています。低いGとDの張られたもの、低いCとGの張られたものなどです。)温度や湿度の変化には弱く、まるで生きているかのように非常にデリケートな反応をします。演奏家が演奏する場合、音色を決めるのは奏法だけでは無く、お天気もとても大事な要因となり、優しく美しい音色から太くて強い音まで、人間の声に近い音と言われています。
- 新京劇(しんきょうげき) *中国語読みでは シン ジンジュウ/xin jing ju
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「京劇」とは中国の代表的な伝統演劇。中国の伝統演劇はほとんどが歌劇形式であり、時代や地域によって、歌曲、ことば、演技様式などに特徴的な発展がみられ、とくに曲調の違いが劇様式を決定するという点に特色があります。尚、360種以上も数えられるという伝統的な地方劇のうち北京で大成したところからこの名があり、現在ではペキン・オペラの名でも世界に知られています。また衣装は壮大で美的価値が高く、化粧も絢爛でまた精巧な作りになっており、唱(チャン:歌)・念(ニェン:台詞)・做(ヅゥオ:しぐさ)・打(ダ:立ち回り)の四大技法を使って演じる総合芸術です。
呉汝俊が新たなステージをショーアップする為にバレエ・ミュージカルなどの現代風アレンジを取り入れ、劇によって新たに書き下ろした音楽、豪華な衣装、フィクションと史実を交えた新しいエンタ-テイメント、それが「新京劇」です。 - 呉汝俊(ウー・ルーチン)物語
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京胡奏者の父と、京劇俳優の母との間に生まれたにもかかわらず、子供の頃は当時習っていた少林寺や卓球の選手になることを夢見てい た呉少年。9歳から父親に半ば強制的に京胡を習わされたが、当時は練習が嫌で嫌で仕方が無かったという。しかし次第にこの楽器の魅力 が分ってきて、上達したことを褒められると練習に打ち込むようになった。11歳の時にはオーディションに合格し、国家公務員として国立楽 団に入った。京胡は元々京劇の歌い手の伴奏楽器であるが、実際は伴奏というよりもデュエットに近いものがあり、その奏者は歌手同様に その歌を歌いこなし、歌い手の心を理解できなければ演奏できないといわれている。当然その練習は過酷を極め、一万倍の競争率を突破 して入学した中国戯曲学院では6年間に渡り、連日12時間以上の練習を続けた。当時彼は消灯時間に床に入っても1~2時間で起き出し、朝まで練習するのが 常だったという。こういった努力の甲斐も有り、彼は主席で同学院を卒業したが、いざ世の中に出てみると、自分があれほど神聖且つ崇高と思っていた“京劇” は世間では流行遅れと見られていて、ロックなどの新しい音楽の流れの中で廃れ始めていた。そんな 世間の流れを横目で見つつ、中国戯曲学院を卒業と同時に中国京劇院に進んだ彼は、なおいっそう音楽に打ち込んでいった。そんなある 日、彼が17歳の時に同級生の女の子の歌を聴いていて、「こんな風に歌ったほうが良いのでは」とアドバイスのつもりで何気なく高い声を出 してみると、突然美しいファルセットが自分の口から流れ出た。周りに居た友人はもとより、何より彼自身がそのことに吃驚して、この時、男旦(女形)呉汝俊 が目覚めた。
文化大革命当時、男旦(女形)は退廃的という理由で禁止となっていた。その為、後継者育成の道が一時閉ざされていた事から、呉汝俊が中 国唯一の男旦ということだった。次第に彼は男旦を通じ、京劇を世に広めることを天命と考えるようになった。それ以降数々の京劇の出演の みならず監督や、演出まで手掛け、次第にその名を広めていく。また、彼の美しい歌声は「金の声」と評され、各媒体で激賞されることとなった。同時に京胡演 奏家としても高い評価を得ていた彼だが、そもそも伴奏楽器であった京胡を独奏楽器として演奏できないかと考え、血の にじむような努力をした結果、‘88年に中国音楽史上初の京胡独奏音楽会を北京で開催し、大喝采を受け、以降独奏者として京胡を演奏し ていくことを決意した。しかし、彼が伴奏をしていた京劇歌手にしてみれば、最高の相方を失うことになることから、様々な引き止めがあり、 その道は決して平易なものではなかったという。
京劇俳優、天才京胡演奏家と呼ばれ中国国内での名声をほしいままにしてきた彼が、あえてその地位を捨て日本に渡ってきたのは、ひとえ により多くの人に京劇を含む中国文化を知ってもらい、京胡を聴いて貰いたいと考えたからに他ならない。 彼の眼差しの先には、もう世界が見えてきている。
ファンレター・プレゼントの送り先
呉汝俊へのファンレター・プレゼントは、下記の宛先で承っております。
〒150-0011
東京都渋谷区東二丁目17番10号 岡本LKビル8階 「呉汝俊」宛
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